渓流ジオラマに雪を降らせてみた。

スノーペーストで岩に積もった雪を表現

 筆でスノーペーストを適量とり、岩の上に乗せていくイメージで塗っていきます。雪の深さに応じて雪の量を調節してみましょう。

 今回は、山奥の雪が深く積もった渓流をイメージし、岩の上には比較的厚めの雪が積もっている状態を表現してみたいと思います。

 水辺の岩全体にスノーペーストを塗りました。乾いていない状態なのでツヤが出ていますが、硬化後はペースト自体はマットな質感になり、中に入ったキラキラの成分の効果と合わさって自然な仕上がりになります。

 山肌の岩にも雪を積もらせます。岩の中でも平らな部分に雪は積もりますので、岩の形状を見ながら雪を積もらせて行きましょう。

 今回の岩だと写真の様なイメージになるかと思います。

 

 続いてフォーリッジの部分の表現になります。 
今回、元のジオラマが春〜夏にかけての季節設定のため、割と明る
めのフォーリッジを使用しています。

 そのため、フォーリッジにスノーグルーを塗り、スノーフレークを散布する事で雪山の樹木を再現してみたいと思います。

 とりあえずフォーリッジに染み込ませるようなイメージでスノーグルーを塗って行きます。

 スノーフレークの散布には、スノーフレークスタートセットに付属する散布用ボトルを使います。

 使い方は、まずボトルの中にスノーフレークを入れ、蓋をしめて上下に振ります。振る事でダマ状になっているスノーフレークをほぐし、散布しやすくなります。

 振ったら、フタをあけ、ボトルの腹を押しながら実際の雪が降るのと同じように上から散布するだけでOKです。

 スノーフレークを散布すると、フワフワとした質感に仕上がります。また、スノーグルーは白く着色された接着剤ですので、スノーフレークがまんべんなく散布できなくても問題ありません。

 続いて線路周りです。今回は展示用のジオラマですので走行は想定しない事にします。

 スノーグルーを塗り、スノーフレークを散布していく方法で行きたいと思います。

 線路周辺にスノーグルーを塗って行きます。

 先程と同じ要領でスノーフレークを散布していきます。今回は走行しない事を前提としているので、レールの間にもスノーフレークを散布しましたが、走行用レイアウトに使う場合はレール周辺は少なめもしくはスノーグルーでの着色のみに留める事をおすすめします。

 線路周囲や枯れ木などにもスノーフレークを散布していきます。

 続いて「アイシクル」を使ったツララの表現です。チューブから出てくるジェル状の素材を上手く真っ直ぐに垂らします。

 はじめは乳白色ですが、乾くと透明になりリアルなつららの出来上がりです。

 はい、これで完成になります。簡単に発売予定の雪素材製品の紹介と使い方を、ジオラマを例にしてご案内させていただきました。

 入荷予定の雪素材製品各種の使い方として参考にしていただければと思います。

 

まずは・・・

スノーペースト、アイシクル(つらら表現用)、アイスクリスタル(氷表現用)の3種類!3月発売予定です!

スノーグルー及びスノーフレークは5月以降入荷予定となっておりますので乞うご期待ください!