製品説明
EF58は終戦後の旅客輸送需要に対応する機関車として昭和21年(1946)に登場しました。
当初は箱形の車体でしたが、後に流線形のボディに載せ換えられるなどの改良を重ねながら昭和33年(1958)までに172両が製造されました。
中でもツララ切りを備えた89号機は国鉄末期の昭和59年(1984)に茶色(ぶどう色2号)に塗られイベント列車を牽引しました。
以降、再び一般色に塗られた時期もありましたが、数少ない現役のEF58の中でも唯一のツララ切り装備機で人気があり、平成11年(1999)まで
様々なイベント列車の牽引機として活躍しました。その後は大宮の鉄道博物館にて展示機として保存されています。
製品情報
・茶色(ぶどう色2号)の塗装となった89号機を製品化
・前面が小窓、ツララ切り付、電暖表示灯装備の「上越形」ながらスノープロウを装備していない宇都宮機関区所属機の特徴を再現
・前面窓のHゴムは黒色、カバーなしのホイッスルを再現
・手スリ、ジャンパ管、ワイパーなど別パーツを多用し、立体的なディテールを再現
・動輪・先輪ともスポーク間が抜けた形態を再現
・フライホイール付き動力ユニット採用で、安定した走行が可能
・ヘッドライト点灯 (電球色LED採用)
・選択式ナンバープレート:「89」「90」「102」「105」
・メーカーズプレート(日立)を印刷で表現。特徴的な「立」の文字を再現
・保安装置表記「P」「SN」、換算表記「11.5」、検査表記「4-3 大宮工」を印刷で表現
・最小通過曲線半径:R550