製品説明
●「からまつ」号は小樽〜釧路間の428.7kmを函館本線・根室本線経由で結んだ夜行普通列車です。
普通列車ながらB寝台車が連結されており、このB寝台座席を座席管理・発券のマルスシステムで予約できるようにするために
「からまつ」の愛称が与えられました。
昭和55年(1980)のダイヤ改正で廃止となり夜行鈍行列車の中では一番早く名称が消滅した列車となりました。
◆KATOの客車列車ラインナップに「山陰」に続く“夜行鈍行”シリーズ第2弾として、北海道で運行されていた「からまつ」を製品化いたします。
同時再生産予定の〈5140 マニ50〉と車両を任意に差し換えることによって末期に見られた編成を再現することも可能です。
製品情報
・昭和53年(1978)頃の釧路客貨車区所属車(スハネ16・マニ60は札幌運転所、マニ36は隅田川客貨車区所属車)を製品化
・マニ36形(オハ35改造車)を新規作成
・スユニ61 508は製造年次により、従来品と異なる一部小窓の無い形態を新規作成
・オハフ33は屋根上のベンチレーターを別パーツで表現。台車は歯車式車軸発電機付のTR23を新規作成
・車体色はマニ36、マニ60、スユニ61はぶどう色2号、その他は青15号で表現。屋根色は車両によって色調を作り分け
・スハフ44、マニ36の機関車連結側は台車マウントのアーノルドカプラー、その他はKATOカプラーJPBを標準装備。
スハフ44、マニ36は交換用ナックルカプラーとカプラーアダプターを付属
・スハフ44、マニ36はテールライト点灯(消灯スイッチ付)
・車番表記、所属・定員表記、換算表記印刷済
・オハネフ12、スハネ16は号車サボ、愛称「からまつ」サボ、行先サボを印刷で表現。他の車両は実車に合わせて各種サボを再現
旧形客車は様々な年代・車両番号・所属などにより、
白熱灯(電球色)だったり、蛍光灯(クリア+オレンジフィルター)だったりと明かりの種類がございます。
必ずこの法則があてはまるわけではありませんが、青色の客車はLEDクリア、茶色の客車はLED電球色を
お選びいただくと、当時に近い雰囲気をおのたしみいただけます。