製品説明
夜行鈍行「はやたま」は関西本線・紀勢本線・阪和線を経由し名古屋〜天王寺間502.1kmを運行していた夜行普通列車です。
B寝台車を連結していたことから、マルスシステム(国鉄時代から稼働している座席指定券の予約・発券システム)対応のために
愛称がつけられた列車で、運行当初の昭和34年(1959)は「南紀」を名乗っていましたが気動車特急にその名を譲り、
昭和53年(1978)の改正で「はやたま」へと改称されました。
竜華客貨車区所属の43系や35系などの旧形客車と10系軽量客車、新宮運転区の10系寝台車で構成された編成で、
郵便荷物車も連結されていました。また天王寺発の上り924列車は天王寺発の客車のほか、1両が紀勢本線の和歌山市発で、
和歌山で連結作業が行われていたのが特徴でした。
製品情報
・昭和55年(1980)頃の竜華客貨車区、新宮運転区、亀山客貨車区の車両で構成された編成を製品化
・ナハ10、ナハフ10はベンチレーターを別部品で表現
・車体色はスユニ61はぶどう色2号、その他は青15号で表現。屋根は灰色で車両によって色調を作り分け
・各車両のHゴムはグレーで再現
・各車両のカプラーはセット構成図を参照ください。
アーノルドカプラー装着車に対応するナックルカプラーが付属しています
・オハフ33 112、スユニ61、ナハフ10、オハネフ12はテールライト点灯(赤色LED採用)。
オハネフ12を除く各車に消灯スイッチ付
・各種サボ印刷済。行先サボはオハフ33 112:「亀山行」
オハフ33・オハ46・ナハ10・ナハフ10:「天王寺⇔名古屋」/オハネ12・オハネフ12:「天王寺⇔新宮」
「新宮行」サボ、「B寝台」表示を収録したシールを付属
・和歌山市→和歌山間の客車を牽引するDD13 後期形用のナンバープレート(「153」「195」)を付属

●KATOカプラー NJPA