製品説明
ホキ5200は昭和33〜36年(1958〜1961)にかけて日立製作所で計20両が製造されました。
独特の外観形状を持つ30トン積の無蓋ホッパー車です。自重落下の荷役で、車体に備えたゲート式の底扉を空気圧により
編成単位で開閉するための操作室を設けた車両が2両存在し、編成に必ず入っていました。土佐石灰工業所有の私有貨車で、
土佐石灰工業専用線から土讃本線の斗賀野〜多ノ郷を通り、セメント工場へと石灰石を運んだ石灰石輸送列車に用いられ、
約13kmの区間をDF50重連牽引のピストン輸送により、月10万トンの石灰石を搬送していました。
製品情報
・車両の両端に寄った台車位置、全溶接構造の車体、底扉開閉のために備えたメカニカルな機器を的確に再現
・アメリカ形貨車にも似た外観を持つ他に例を見ない独特の形態、全溶接構造の車体を表現
・落成時に履いていた日立C-1台車を再現
・塗色は黄色1号の帯が入った「ロホキ」時代の外観を再現
・アーノルドカプラー標準装備
・ナンバー、車体表記を印刷でリアルに表現
・別パーツの積荷は、石灰石のモールドで取り外しが可能。積・空の両方の形態を再現